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コピーするということ
これは僕のドラムの師匠が言った言葉です。

「コピーとは相手の音楽を理解してそれを再現するということなのですが、
 やっていることにとらわれるあまり、
 それが最終目的になってしまいがちです。」

初級者は基礎練習とともに、練習の課題曲としてコピーをする。

中級者になるといろんな表現の方法を学ぶために、
一流の演奏家のプレイを模写することで、その表現方法を学ぶ。

上級者は自分の音楽に辿り着く。
その中でもプロの人や、あんちゃん師匠のように仕事や趣味として、
それまで学んだ演奏技術を駆使して
「ビートルズの再現ショウ」を目指す人達がいる。
これがビートルズの完全コピー。

初級者や中級者の段階で、上級者がやるような完全コピーをやろうとすると、
1つのことにとらわれ過ぎて、音楽の本質を見失いやすい。
おかしなクセをつけたりして上達を遅らせることになりやすい。



これもドラムの師匠が教えてくれたことなのだが、
「基本の演奏スタイルを身に付けてから、
 表現のためにわざとコントロールして崩すのはありだと思う。
 でもコントロール出来ない段階で、崩すことはしない方が良い。」

初級者の段階では、「頑丈な土台作り」をすべきと思う。
「体を合理的に使える基本となるスタイル」を「効率よく」身に付ける。
そうやって基礎を修得して、少しずつステップアップしながら、
完全コピーを目指して行くのが良いのではないか?

「○○は、こう弾くから」みたいなこだわりは、
基本がしっかり身についてからの方が良いのだと思う。

また、1つのジャンルばかりをやることによって、
テクニックの幅や音楽への考え方を狭くしてしまう。
ヲタクなプレイヤーになってしまう。
結果、応用の利かないプレイヤーになってしまったり、
表現力の乏しい偏った演奏力、可能性を潰してしまったりしやすい。

こういったことが、「コピーは音楽じゃない」
と批判されてしまう原因だと思う。

趣味なんだから、そこまで考えなくても良いと言う人もいると思う。
でも、かつての僕は上に書いたような勘違いしたプレイヤーだったため、
悔しい思いをたくさんした。伸び悩んで上にも前にも進めなくなった。

ステージに上がってお客さんの前で演奏する以上は、
音楽的な部分でも評価されるプレイヤーになりたいし、
聴いて気持の良い、楽しい演奏をできるようになりたい。
つまり”趣味なんだから”と言い訳せず、もっと上を目指したい!

長く続けて行けば、うまくなれるんだからと言う人もいる。
だけど間違ったやり方をしていると、ある到達点で頭打ちになって、
それ以上伸びなくなると思う。悪癖による弊害だ。

「音楽の上手い下手にキャリアはあまり関係ない。
 20年、30年やってるのに、その割に上手じゃない人がいる。
 その一方で、2年、3年で上達してプロになる人もいる。
 この差は、正しい方法で基本を身に付けたかの違い。
 ちゃんと段階を踏んで、きちっと学べば跳び箱を何段も一気に越えられる。
 そういうポイントを押さえず、目先にこだわってきた20年のベテランに、
 数年に短縮して追い付くことも可能。」(黒田師匠・談)
..なのだそうだ。
長く続けて行けば、うまくなれる...わけではない。
やはり「段階」「順番」が大切なんだと思う。

急がば回れ!
音楽・ドラム14:17comments(2)trackbacks(0)
bot
コメント
こんばんは!
「音楽」それから「コピー」。
ひとそれぞれの取りかたがあるから
「何が正しくて何が間違っている」
なんて答えは無いと思います。

いつも言ってるけど「どれだけ自分が楽しみながら
演奏できて、それが聞いてくださっている方に
どれだけ伝わったか」じゃないかな?

それで良いよね。僕はそれ以上求めるものはないな。

ひいくん・☆も自分が思うように演ってそれが伝われば
それが一番素敵な事だと思うな。

頑張れ!!
あんちゃん・☆ | 2005/11/17 10:28 PM |
fp
あんちゃん師匠、ありがとう。

今はとにかく上手いドラマーになりたいです。
諦めずに頑張るよ!
| ひいくん・☆ | 2005/11/18 12:43 AM |
fp
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